陰嚢掻痒症の症状

最初のうちは皮膚に異常が見られなくても、何度も陰嚢を掻き毟っているうちに、次第に皮膚が傷付いていきます。

そして、皮膚が赤く腫れたり、ただれたようになる事もあり、いくつもの湿疹が生じる場合もあります。

皮膚は掻き続けているうちに、苔癬化（たいせんか）と言われるゴワゴワして厚い状態になったり、乾燥してカサカサした状態になります。

そして、黒ずみ、しみ、色素沈着が起こる場合もあります。

傷付いた皮膚にカンジダなどの真菌が感染すると、白いカスのようなものが溜まるようになります。

強く掻き毟っていると、傷口ができ、出血やかさぶたができる場合があり、細菌に感染するとじゅくじゅくした状態になったり、化膿して黄色い膿が出る事もあります。